ひまわり市場・取材記事

取材記事

この言葉で、ひまわりの花が咲く。
前号では、ひまわり市場を救った弁護士、平田先生を紹介した。

そこから10 年。先生が信じた那波社長の思いは枝葉を広げ、大きな花を咲かせている。
テレビ取材が後を絶たず、取り上げた「歴史的メンチカツ」には、整理券を配るほど行列ができる。

もしかしたら当時、平田先生が心動かされたように今、多くの人が那波社長の思いや言葉を欲しているのかもしれない。
ということで今号は、社長の言葉をスタッフがどう受け取っているのか、聞いてみることに。一枚一枚のはなびらが大きな花を形づくっていることが見えてきた。

てっぺん石井さん(鮮魚)

「若い人に〝スーパーで働きたい〞 と思わせるシステムをつくりたい」
17年前から一緒に働いて来ましたが、特に代替わりした頃、社長は経済的な面で相当大変そうでした。でも、「この人ならなんとかしてくれるだろう」と思っていたので、辞めることもなく続けました。そしたら、本当になんとかなりましたね。5年くらい前にこの言葉を聞いて、「なるほどなあ」と思いました。確かに今は頑張れば、お給料も上がりますし、週休2日だし、苦難を乗り越えて、いい会社になってきたなと実感してます。

まるさん(鮮魚)

「放任主義」
ひまわり市場は、「放任主義」。自分で考えて自分で行動することを大事にしていて。僕はこのやり方が好きです。スタッフの責任とやりがいにもつながり、のびのびと、そして本気で仕事に勤しめる。結果的に、会社にとってもいいと思います。最近は後進のことも気になり始めていて。若い彼らがいずれ外に出たとき、「ひまわり市場にいた」といえばそれが価値になるくらいの職場にしたいと考えています。

ほさかさん(経理・総務)

「今日という日を徹底しましょう」
朝礼のときに三日に一度くらいのペースで話す内容ですが、そうだなと深く納得して、今日という一日をそれまで以上に大事に生きるようになりました。もし明日死ぬようなことがあっても、後悔しないようにしようと。言葉の力はすごいですね。ちょうどコロナ禍の入社で、「誰かがコロナにかかってもしばらく休みにして、誰も責めない。以上!」とはっきり言い切っていたのも印象的でした。張り詰めていたものが解けるように、仕事がしやすかったです。

ワカモノ高野さん(青果)

「人と夢を売る」
自然栽培の野菜の美味しさに衝撃をうけ、自分でつくってみたい! と北杜市に移住。今も畑は続けているが、消費者に届ける架け橋になるということでひまわり市場で働くことに。というような僕の人生も含めて、マイクでお客さんに届けている。これは業者や生産者にも及び、商品が今ここにあるまでの人の思い(夢)を含めて売っているんですね。いつか、親子で野菜づくりを体験する企画ができたらなと。それが今の僕の夢です。

みゆちゃん(菓子)

「労苦は心の研石」
前よく言っていた、この言葉が心に残っています。苦労している時って気がつかなくて、結果的に、自分が成長していたっていうことですよね。社長は毎日誰よりも早く起きて、誰よりも早く仕事を始めている。それでも苦労している感じがしないです。そういう姿を見ていると、自然と自分も頑張ろうって思います。あと、仕事で不安なことがあると、いつも「そのままでいいよ」と言ってくれます。安心して自分のやることを続けられます。

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