日本画家・平山郁夫は、1959(昭和34)年、再興院展に出品した《仏教伝来》(佐久市立近代美術館蔵)が画業の転機となり、この作品をきっかに仏教への関心を深め、特に釈迦を題材とした「仏伝シリーズ」を多く手がけてきました。そして、1968(昭和43)年から仏教をはじめとする日本文化の源流を求め、仏教伝来の道であるシルクロードを旅し、平和を祈りながら終生描き続けました。本展では、平山がこれまでに描いてきた「仏伝シリーズ」に関する作品はじめ、長きにわたるシルクロードの旅の中で描いてきた仏教遺跡、特にガンダーラやバーミヤンなどの作品を中心に展示し、あわせて当地で信仰されてきた仏像などを当館のコレクションから紹介します。
https://www.silkroad-museum.jp/exhibition
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